新年のご挨拶

愛知県左官業協同組合 理事長 伊藤充隆

 新年あけましておめでとうございます。組合員の皆様には平素より組合事業運営にご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年はウィズコロナからアフターコロナへ移り、世間はインバウンドや各行事も以前のように戻り始めました。その反動と関連団体事業増加により組合はコロナ前より忙しくなっています。
【愛知県左官高等職業訓練校】
 今年度、人材育成として運営する職業訓練校は4名の修了生と8名の入校生があり現在は全学年で17名在籍しております。前年度、本校初の外国人技能実習生ガンバートル・オンダルマーさん(モンゴル、(有)武尊工業)が修了され、今年度の技能検定に合格され2級左官技能士になりました。また、彼女は同時に技能五輪愛知県予選にもエントリーしており成績優秀で知事賞の栄誉にあずかりました。コロナ禍での困難な状況のなか無事卒業され特定技能1号へ移行します。
【技能五輪】
 昨年11月に第61回技能五輪全国大会が愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催され、愛知県は前出のオンダルマーさんと五十嵐瑛斗君(市工芸)の2名が出場しました。素晴らしいのはオンダルマーさんが事業主の理解のもと外国人技能実習生史上初の出場者になったことです。選手を指導された皆様有り難うございました。愛知県ではこの10年間で4回の開催となり、また今年来年と3年連続開催することとなります。私共左官職種にとって技能五輪は若い人の技能競技大会を活用した人材育成で、組合としてもこれからも若い人の人材確保・育成に力を注ぐためにも協力していきます。競技補佐や設営・撤去のお手伝い、ものづくりマイスター等の選手指導、組合員の皆様のご協力をお願いいたします。なお、厚生労働省が2028年技能五輪国際大会を日本・愛知へ招致することを決定しました。本年9月開催のWSI総会(フランス・リヨン)で開催地が決定される予定です。
【イベントの復活】
 昨年10月に名古屋まつりに併設して「尾張名古屋の職人展」がオアシス21で開催されました。泥だんごと壁塗り体験そして盛り上がり最高のステージパフォーマンス等、今回も一粒会の皆様は絶好調でした。「技能プラザ」は3月と11月の年度またぎで2回開催し青年部の家族やOBも出動するほど盛況でした。青年部関係では技能五輪全国大会に合わせて日左連青年部の研修会とサミットが開催され全国から100名余の若い方が集結しました。そのため「第60回京都愛知親睦野球交流会」は今年に延期しました。愛左連は建専連主催の高校生等「合同体験フェア」を昨年は春と秋の2回に分けて開催いたしました。
【特定技能 技能実習生から育成就労へ そして、CCUS】コロナ禍で技能実習生や特定技能の外国人の出入国や制度にも影響を及ぼし、特定技能は技能実習生等の移行のほうが現実的になっているが、国際貢献を掲げた「技能実習生」制度は廃止され、これからは人材確保目的の「育成就労」になります。若い人や外国人労働者の雇用につなげるためにも能力キャリアパスが正しく評価される建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用を進めていきます。
【全国左官タイル塗装業健康保険組合】現在の健康保険証は今年10月よりマイナンバーカードへ一本化され今年4月に発行される保険証は有効期限が来る令和7年3月末まで使用可能の予定です。
 今年は令和7年の第88回日左連定時総会の開催県としての準備や第50回全国左官技能競技大会記念大会(東京都)への選手派遣選考などこれまでにない程忙しい年になります。「組合員全員がプライド・夢・希望の持てる業界」にするためにも皆様のより一層のご支援をお願い申し上げます。
 最後になりましたが皆様方のご健康とご多幸を祈念しまして新年のご挨拶とさせていただきます。

機関誌『愛左協2024』